2021-06-01 第204回国会 衆議院 科学技術・イノベーション推進特別委員会 第4号
今、TSMCがRアンドDセンターをつくばに造るなどということを言っています。僕の臆測ですよ、臆測なんですけれども、この第二の真珠湾攻撃が行われたときに、TSMCとかアメリカの半導体の僕の知人が、日本政府というのは怒るとこういうことをするのか、まさかと思うが俺たちにもしないよな、そういうことを言いました。TSMCに、一生懸命、経産省が口説いているわけですね。
今、TSMCがRアンドDセンターをつくばに造るなどということを言っています。僕の臆測ですよ、臆測なんですけれども、この第二の真珠湾攻撃が行われたときに、TSMCとかアメリカの半導体の僕の知人が、日本政府というのは怒るとこういうことをするのか、まさかと思うが俺たちにもしないよな、そういうことを言いました。TSMCに、一生懸命、経産省が口説いているわけですね。
○湯之上参考人 つくばには、経産省がしきりと、後工程のRアンドDセンターを誘致したんだと言っていますが、これに関する事実はただ一つです。TSMCがボードミーティングで、つまり取締役会で、日本に百八十六億円を投じるという決断をした、認可をした、これだけなんです。つくばとも、RアンドDセンターを造るとも、それはいつなんだとも、何も言っていません。僕は、まだこの話は信用していません。
製造業自体は、実は、なぜ日本にある程度、国内で工場を造ったりRアンドDセンターを造ったりということが目立つようになったかと。これは、企業の利益が上がってきたということも当然なんですけれども、私どものいろんな計量的な分析によりましても、工業用地の価格がかなり大きく下がったということも非常に大きく影響しておりますし、同時に、為替相場の下落傾向が二〇〇〇年になってから続いてきたこと。
一つは何かといいますと、世界的な視野に立ちましたロボットのRアンドDセンターと言っていいかと思いますが、そういうものでございます。民間企業が共同していろいろな開発を行いましてもやはり限度がございます。そしてお互いに協力してやらなくてはいけないというのも事実でございますが、そういうことを実際に実現するためにはそれだけの強力な機関というものが必要になってくるわけでございます。